2ntブログ
スポンサー広告 > 【Dang! Dang! 団地妻 -わたしだけの旦那さま- 】体験版レポート
体験版レポート > 【Dang! Dang! 団地妻 -わたしだけの旦那さま- 】体験版レポート

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【Dang! Dang! 団地妻 -わたしだけの旦那さま- 】体験版レポート

*5/05:【プレイ感想】にライター情報を追記。【他サイトのレビュー情報】の項目を追加


最近は友人Kとのスカイプ中に、当ブログの改善点やら方向性を話し合うことが多いのですが

そんな中で挙がった提案の一つ。

友人K「気になるソフトがあるんで、体験版をプレイしてブログで取り上げてよ」

なるほど、建設的で良い意見じゃないか・・・

なにより、エロゲを取り扱ってるブログっぽくて良い!

短いプレイ時間なら、今まで以上に集中して取り組めるので

より密度の濃いプレイ日記を書けるよう頑張りましょう!

というわけで、今回は体験版レポートの記事となります。

【Dang! Dang! 団地妻 -わたしだけの旦那さま- 体験版】プレイレポート
Dang! Dang! 団地妻 -わたしだけの旦那さま- 体験版

体験版で分かる範囲内でネタバレ含めて書いていますので
自己責任で続きを読むからどうぞ

【作品紹介】
ブランド:ALcot Honey Comb
発売日:2013年 4月26日
タイトル:Dang!Dang!団地妻-わたしだけの旦那さま♥-
ジャンル:主人公争奪ハートフル団地妻ADV
シナリオ:大三元
原画:梅鳥うりり
楽曲製作:project lights
価格:6,090円(税込)
公式ページ:http://www.h-comb.biz/product/10/index.html
プレイ時間:約2時間

【ヒゲトニオの所感的な作品解説】
タイトル名は「Dang!Dang!団地妻-わたしだけの旦那さま♥-」という悪ノリ全快なネーミングですが

FIELD OF VIEWの「DAN DAN 心魅かれてく」みたいなノリなのでしょうか。
じゃあ語尾の「g」は何なのでしょう?
Hong Kong的なノリなのでしょうか?

気になって「dang」の意味を調べてみたところ、

訳語 くそっ!ちくしょう!

解説 不満や罵りの意味で用いる語

戸惑うヒゲトニオ


【ストーリー紹介】
藤堂 隼人はごく普通の学園生。
少し違うところがあるとすれば、両親が遺産として残したマンション群……。
いわゆる「団地」のオーナーであり、管理人的役割をすることで生活を立てていることだった。

ある日、住人の募集をかけることになったのだが、
そのパンフレットの文面を考えているときに幼い頃の思い出が蘇る。
「わたしね? 団地妻になるのが将来の夢なの」
隼人にとっては幼い初恋の相手の言葉だった。
なぜ思い出したのか分からないが、勢いに任せて冗談任せに募集欄に書いてみた。
『団地妻募集中。お相手は、マンション管理人・藤堂 隼人』

不況のせいか、入居者の集まりも今ひとつ。
もう一度広告を出そうとした矢先に隼人の部屋の電話が鳴る。
「あの。チラシを見てお電話したんですが」
「はい。今なら空きはありますよ」
入居希望者が現れたことに喜ぶ隼人。
だが、それに続く言葉に隼人は言葉を失う。

「よ、よかったです。これで、わたしの願いが叶います」
「へ?」
「不束者ですがよろしくお願いします。これで、わたしも念願の団地妻ですね!」
冗談で書いた文言にまさかの希望者。
とりあえず、会ってみようと思う隼人だったが、待ち合わせの場所に現れた少女に驚きを隠せない。

転校で分かれてからもう10年……。
だけど出会った瞬間に忘れ得ぬ面影から隼人は驚く。
それは、紛れも無く、あの初恋の少女だったのだ。

【ヒゲトニオの所感的なストーリー解説】
如何にもエロゲっぽい設定ですが、「団地妻推し」という圧倒的な存在感が特徴的です。
ALcotさんといえば、エロゲ作品の中でもパロディネタと悪ノリが随一の「鬼ごっこ」をプレイしましたが
こういった設定で既にバカゲー臭を匂わせるのは、最早お家芸なのでしょうか。


【システム】
環境設定の画面
システム面は「鬼ごっこ」を流用しており、音量設定・文章設定の基本的な部分を抑えつつも
描画スレッド分割数・フレームレート・フルスクリーン解像度の自動設定・アンチエイリアス等
細かい設定も変更できるだけでなく
今回はテキストログを見返しているときに、当時の背景に変わりシーンを遡ることも可能になっています。
良いシーンや集中できていなくて見返したい際に、後ろに戻れる機能は非常に便利です。


【グラフィック】
団地という舞台をリアルに再現出来ており、主人公の家も生活感があってリアルに描かれています。
「鬼ごっこ」の主人公の部屋にも、本棚に分かりやすくジョジョとか並んでいましたが
今回も、それっぽいものがあり
過去作品?
こういった細かい配慮は良いですね!

後は風呂のタイルが全く別物になっていたので、統一感が損なわれていて残念でした。
お風呂のタイル
お風呂の壁


【サウンド】
音楽面は全体的に明るく、ほのぼのした世界観にマッチしており
特に買い物のシーンで流れた曲が印象的で

ピアノを使いつつも、ソロではなく他楽器との融合で
パワプロ作品のパワフル系チーム一年目のような、明るく・軽快で・ノリの良いサウンドは超良い!
ピアノの美しい音色を活かしつつも、クリアな音色の楽器をチョイスされていて、これは素晴らしい。

イメージとしては楽器のチョイスは違えど
「グリザイアの果実」で流れる軽快サウンド「TOY BOX」に近いものがあります


【キャラクター】
全体的に頭がデカくて手がデカいけど、こじんまりした造形で少し違和感があるものの
FPS系のDKモード程では無いので、些細なことです。
DK例1
DK例2

公式ストーリーでは、メインヒロインが一人かと思いきや、
まさかのゴールデンボンバーみたいな、まるで源氏名みたいな名前のヒロインの登場で
メインヒロインっぽい二人は、明朗活発な貧乳キャラ・大和撫子な巨乳キャラという
ほぼ対極に位置する属性をチョイスするあたりが、分かりやすくて良いですね。
ちょうど「鬼ごっこ」に登場した「浦部 葵」と「西園寺 乙女」のような感じです。

その中で第三勢力となるサブヒロインっぽい友人の妹キャラが、
どのような存在になってくるのか・・・気になるところです。

キャラクターは表情豊かに描かれており、表情エフェクトも動きがあって良い感じですが
なんか横顔の笑顔が怖い!
怖い笑顔
正面だと、そこまで違和感もないのに
アングルで、こうも変わるのだから不思議ですね。


【シナリオ】
「ほのぼのした」アットホームなストーリーは、イチャラブ作品として申し分ない雰囲気で、
ホームコメディにするには登場キャラが少ない為、難しそうですが

完全リアル世界観なので、どういったドラマティックな展開を魅せてくれるのか気になります。
一人は開幕から相手方の親に反対され、どのように二人は結ばれるのか!?
もう一人は寛容的だけど、お嬢様だから定番のお家騒動になってしまうのか!?
それとも、もっと別の展開が!?

また、団地妻になる為に今の環境を捨てて主人公の元に訪れるヒロインは、まるで聖帝サウザーのようで
不退転のヒロインはまるで聖帝サウザー
不退転・背水の陣は男気を感じるものの、やはり気になるのは「そこまでする理由」です。
団地妻に異常な執着心を持つ二人のメインヒロイン・・・
一人は納得できる描写を用意されているものの、もう一人は理由が謎に包まれており
個別ルートで意外性のある伏線回収に期待しています。

ただ、個別ルートに入ってしまうと報われないヒロインが生まれてしまうので
どのように終息させるのか気になります。


【テキスト】
「広げ
「あんことを」
「あまり目立つところ
「一週間か・・・・・・
「部屋で暮らしくれる存在だった」
「ごめんね。無理させちゃて

とりあえず、体験版の時点で見つけた誤字は6つと多く、
漢字変換も統一感・一貫性が無く、難しい漢字を使う時もあれば、
逆に何で漢字に変換しないの?ってテキストも在りました。

また、団地以外に住んだらどうするの?って疑問もキチンと描写が有り
主人公の環境の変化に対応する必要がある描写も丁寧に描かれているのは好感触。

ただ、一部で台詞・表現に違和感があり、
全体的に文章は「気にしなければ問題ない」ですが、「注意して読んでると荒い」という印象です。
器の大きさが求められる
これぐらいの気概が必要かもしれません。

個人的には、ちゃんと製品版では修正していることに期待しています。
修正パッチを出せば許されるという風潮に甘えて欲しくないですね。


【Hシーン】
体験版ですが、ちゃんとHシーンも用意されており
仲良く3人プレイだったので、少しネタバレになっています。

公式ページを見る限りでは、夕日の影響なのか髪の色が変わっていたりという細かい描写も見つかり
結構マニアックなシーンもあるので、意外性もそこそこ。
絵柄次第で好みだったら、オカズ勢にもワンチャンあるかも!?


【プレイ感想】
OPムービーも、相変わらずの悪ノリですが
「鬼ごっこ」で猛威を振るったパロディネタ・悪ノリが一切なく

実際にプレイすると真面目なイチャラブ作品に仕上がっており
シナリオの続きは気になるものの、もっと序盤からドタバタ感と伏線を用意してほしかったです。
この体験版では「キャラの個性」が普通で「シナリオの変化」に起伏が無いかな~という印象でした。

ただ、OPムービーを見る限りでは「猫を克服するシーン」を、どうやって展開するのか
もっと「ドタバタ感を連想させる」展開が期待できるので
体験版で、もうちょっと触れることが出来れば良かったなぁ・・・と感じました。

シナリオライターの「大三元」といえば、「鬼ごっこ」の「坂上 加奈」ルートを担当しているようですが
とても感動的なシナリオだったので、これも感動的に書き上げてくれているのでしょうか?

背景・サウンドは良い感じですが、
設定・キャラクター・絵柄・Hシーンが大部分を占めるエロゲの世界で
購入まで踏み出すパンチ力が足りません。

めっちゃ普通。好み次第。製品版のレビュー次第。
そんな印象の作品です。

【他サイトのレビュー情報】(参考程度に)
全体的な意見として、エロ重視だけど抜きゲー程ではない中途半端感とシナリオの薄さを挙げられています
また、OPムービーで煽ってる割に団地妻という前提条件を活かせていないらしく・・・

シナリオに期待して購入するは下策。
絵柄と公式ページのHシーンのイベントCGで、ときめいたなら購入が上策かと思われます。


【OPムービー】

管理者にだけ表示を許可する