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「グリザイアの迷宮」のサウンドを徹底解剖!

今回の記事は「エロゲ音楽」カテゴリーの「徹底解剖」シリーズとなります。

実は購入したエロゲのサントラを、随時更新していく予定だったのですが、

シリーズ化を企んでいたわりに約半年振りの更新となります。



読み手の反応は全くの謎!でも、書いてて楽しいから良いんです!

「グリザイア」シリーズのサウンドを徹底解剖!

第二回は「グリザイアの迷宮」となります。


グリザイアの果実_迷宮_楽園(迷宮ver2)



<OPムービー>


【OPムービー解説】
イントロから壮大で悲壮と希望に満ちたメロディーに、全く似つかわしくない平和なシーンですが
後日談と言われれば素人でも何となく分かるところから、OPムービー作成者のセンスが光ります。
その後は各ヒロインの新CGっぽい紹介から、相変わらず高待遇な榊由美子らしき人物のアニメーションが少し入り

今回から超絶補正の入るサブヒロインの紹介に移り、気合の入った瞬間アニメーションが入り
最後には主人公の風見 雄二と、姉の風見 一姫が登場するのですが・・・
特にラストのアニメーションで、幼少時代の風見 雄二が「何か」でガラス?を割るシーンに注目したところ

手に持っているものは「ボールペン」

持っていたものは「ボールペン」でした。

1秒も無い一瞬のアニメーションすらも、意味のある気合の入りようはスゴイ!これは驚きました!


何故か本編で未使用のカットイン

ちなみに、1:04のカットインがゲーム中にあるのかと期待していたのですが
そんなものはなく、オマケにあるシーン鑑賞用のグラフィックだったようです。


<CDジャケット>
グリザイアの迷宮サウンドトラック

【CDジャケット解説】
前作の果実ではジャケット絵に「周防天音」を起用するという意外な人選でしたが
今回は「榊由美子」がジャケットに起用されています。
果実のジャケット絵と比較して、構図も見やすいのですが
眠気なのか不安なのか酒を飲んで酔っているのかが、表情に出ています。
おそらく、「演奏できないのに良いのかなぁ・・・」という不安が表情に出ているのかと予想されますが



イメージと現実

前作の果実では、共通パートにある音楽の授業の際に、
ヴァイオリンは演奏できないので、リコーダーを選ぶというシーンがありました。
シーン中に、「ヴァイオリンを習っていそう」という他ヒロインからイメージされていた描写があり、
ジャケット絵のデザインも作品に忠実です。(同シーンで周防天音はエレキギターを選択していたので前作のサントラも)
もしグリザイアコンプリートサウンドBOXとかが発売されたら全ヒロインの選んだ楽器姿も見れるかも・・・!?


<曲目リスト>
1. ワールドエンド (Instrumental)
2. 晴れた日には屋上で
3. そよ風の音色
4. 故郷の土を踏みしめて
5. Limply
6. スウィートハニーランデヴー
7. Fresh Fruit Soda Mixer
8. 約束の朝
9. ならび歩くふたり
10. そして、めぐる日々...
11. 舞い散る光
12. 未来へ届く手紙
13. 旅路の果て
14. 人形の記憶
15. 孤影の月
16. cigar&coffee
17. naked
18. Colosseum
19. the murder
20. ラピッドファイア
21. バレットソウル
22. Phantom Pain
23. ジャックローズ
24. ストレイトジャケット
25. Cherry on the pudding
26. ワールドエンド
27. Angel
28. Crystal Clear
29. 創世のタナトス

~まとめ~
inst:1局
日常パート:8曲
ギャグイベント:1曲
各ヒロインEDのBGM:5曲
回想シーン:3曲
シリアス:3曲
バトル:2曲
Hシーン:2曲
ボーカルソング:4曲

【BGM解説】
前作の果実では至高の日常パートBGMが素晴らしかったのですが
今回はバリエーション豊かに、どれも素晴らしい仕上がりになっており

「Elements Garden」らしさと「グリザイア」らしさが存分に発揮されている「晴れた日には屋上で」は
相変わらず優雅に日常パートを演出できており、
他は全体的にバラード調とポップな曲調が多いのですが

回想シーンは全体的にシリアスな曲調が多く、どこか悲しい弾き語りっぽい「cigar & coffee」や
なんとなくバーみたいなジャズ調の「ジャックローズ」や、
スピード感と痺れるギターサウンドのバトル曲「ラピッドファイア」や
どこかラテンっぽさを感じさせるイントロのバトル曲「バレットソウル」も非常に良い感じです。

前作で高くなったハードルを、それ以上のクオリティーで飛び越える「Elements Garden」はスゴイ!
前作のゲーム中BGMに加えて、新規29曲の様々な曲調が加えられ
今作は前作以上に、プレイしていて耳が楽しい作品に仕上がっています。

一部の楽曲は見つかりましたが、amazonで全て視聴できます。






<一覧>
グリザイアの迷宮~曲目リスト~

【作曲者解説】
前作の果実は主題歌の作曲がオールスターでしたが
今作はBGMが「Elements Garden」オールスターで作られており

完全に曲を聴いただけでのイメージですが
鍵盤楽器と弦楽器でエロゲっぽいサウンドを作る「藤間仁」氏と「藤田淳平」氏
特にデジタル音源で才能を発揮する「菊田大介」氏
エロゲというより全年齢ADVっぽい印象を受ける異色の「中山真人」氏(既にElements Gardenは脱退しているそうです)
2011年から参加して、Elements Gardenらしさを十分に表現できている「岩橋星実」氏
2011年から参加して、落ち着いたバラードがメインだけどバトル曲もいけちゃう「喜多智弘」氏

こうやって書いてみると「Elements Garden」は本当にタレント揃いで層が厚いです。
特に「岩橋星実」氏は次回作の「グリザイアの楽園」で凄いことになるので、今から次回の徹底解剖を書くのが楽しみです。


<各ED曲>
集合絵2
今作は各ヒロインにEDソングが用意されていない代わりに、ED用のBGMが新規で用意されており
ED曲なんで基本的に落ち着いた曲調が多いです。
個人的に松嶋ミチルED「舞い散る光」はボーカル曲でも違和感のない曲で非常に良く
榊由美子ED「旅路の果て」は前作でEDソングだった「ホログラフ」を連想させるイントロでイメージを崩さない出だしに驚きました。


【各ED曲解説】
汎用EDソングの「Angel」は聴いていると眠たくなりますが、歌詞が未だに前作を引きずっており
そろそろ未来に向けた歌詞にしても良かったと思うのですが、ヒロインの心情を書いているのだと思われます。

そして、なんと松嶋ミチルは今回も「茶太」が歌う専用EDソング「Crystal Clear」まで用意されているVIP待遇です。
歌詞を見たところ、夏が舞台なのに内容が思いっきり冬ですが
これでもプレイしていれば頷ける歌詞なのだから、問題なく平常運転です。
それにしても歌詞にある「仔猫」とか「ポケット」とか入れてくる辺り、やはり「桑島 由一」氏の歌詞はスゴイ!
自分担当のヒロインだからってのもありますが、良く分かっていると思います。

過去編のEDソング「創世のタナトス」は前回のOP主題歌を担当した「飛蘭」が担当しており
歌詞は過去編シナリオを忠実で表現しており、パフュームが消えたら中田ヤスタカPが悲しむと思ったら
パフュームは英語で「芳香,におい,香り.」という意味らしく、他にもラテン語で「煙が漂う」の意味もあるようです。


<サウンドトラック未収録の楽曲について>
未収録シーン

前作と違って、今回は別売りのシングルを購入しなくてもOP主題歌FULL・instも収録されており
完璧です!やってくれるぜ「Front Wing」さん!と思いきや
入巣蒔菜シナリオで流れていたチップチューン調のBGMが収録されておらず
ゲームクリア後のオマケにあるBGM鑑賞では各EDソングのinstも聴けるのですが、サントラには収録されていません。
おい!何やってんだ「Front Wing」さん!

そして相変わらず「鮮魚超人マグロマン」の挿入歌「シャークが来る」は
i-Tunesストアかボーカル「¥Cuスタ平」の公式HPから通販で購入する必要があります。


<あとがき>
今回も期待を裏切らない、前作以上の仕上がりとなっている一枚ですが
先述したようにamazonで全楽曲を視聴できるので、気に入ったら是非、購入を検討してみてください。

グリザイアシリーズの徹底解剖は残り1本で
他作品を含めると後7回(8回目もある予定)は更新予定ですが、一回の更新で毎回5時間は疲れるので
何か改善策を講じないと、次の更新も半年後かそれ以上先になりそうです。

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