ヒゲトニオのエロゲー日記

鬼ごっこ！ファンディスクのショックから立ち直れず

仕事の忙しさも相まって週一回の更新すら守れない現状に悲しくなるヒゲトニオです。

そんな中、次に選んだソフトは・・・



いろとりどりのセカイ

友人Kの前情報によると、本編は面白くないけどファンディスクが面白いという

非常にリスキーな商法に挑戦した勇気ある作品ですね！




ファンディスクは後日談を謳う、ただのHシーン垂れ流し作品という常識を打ち破ってくれぇ！

と、いうわけで早速プレイ

*若干のネタバレがあるため、自己責任で続きを読むからどうぞ

【共通ルート】


導入のプロローグから、長い長いクッソ長い共通ルートが始まり

開幕から多彩な伏線ラッシュが襲いかかり・・・

ま、まぁまぁ・・・最初は世界観の説明とか、伏線はありがちですよね？

伏線が用意されている方が、ストーリーに意外性が生まれて個人的には好きですよ？

さぁ、プレイを続けましょう・・・




伏線が多すぎて、ついていけない・・・

な、なんなんだこれは・・・置いてけぼりすぎる。

スタッフやりすぎだろう！

ストーリーが、なんのこっちゃか分からない。

考えるんじゃない、感じる系の作品なのか！？

それにしてもOPの挿入タイミングや、

流すタイミングが早い気もする、OPアレンジの使いどき等の演出は結構良い感じで

昭和の雰囲気を醸し出す、ノスタルジックな背景！

宮崎○のジブ○作品のような世界観や、輪廻転生の見解は面白いものの

肝心のストーリーに入り込めない。

このままでは終われないので、諦めずにプレイ続行




ここから面白くなる展開が見えない・・・

キャラの掛け合いやギャグは、めちゃ面白いとはいかないまでも中々良い。

しかし長い共通ルートの割りに、肝心のストーリーがイマイチ。

【観波 加奈ルート】


アメリカンXLサイズでも入らないようなコンタクトレンズを身につける、最初に攻略したキャラクターで

おさげ+メガネ+メイド+下ネタ枠+和服+アホの子と、様々な属性が混同するキメラ系ヒロイン。

友人K曰く、「ヒゲさんが好きそうな話」とのこと。




これは期待するしかないでしょう！



・・・（黙々とプレイ中）





なんだ、この個別ルートは！メガネっ子のはずなのに、立ち絵でメガネを掛けないじゃないか

どこから個別ルートか分かりづらいルート分岐！

途中で入る、駆け足の安っぽいお涙頂戴ストーリー

誰も分からんような、あのキャラの正体！

水を差す展開が多すぎて、ある意味かわいそうだ。

これは誰の個別ルートなんだ！

目に余る何でもありの展開や、ご都合主義を使って

このストーリーは酷い。

はい、次

【敷島 鏡ルート】


格闘ゲームはX-BO○という、やり込み系引きこもりヒロイン

間延びしたような喋り方は若干イラっとする上に、観波 加奈と属性が被ってる下ネタ枠Ⅱ

これは好みが分かれるキャラクターですねぇ・・・

まぁかわいいからいいや。






こ、これはスゴイ！

イベントCGより立ち絵の方がカワイイ！

せっかくの挿入絵で劣化するっていいのか！？

肝心のストーリーは、悪くないけど良くもない。

結局、最後まで消化不良で終わる展開は、ハッピーエンドではなくグッドエンドって感じ。

まるでグリザイアの果実の榊由美子のバッドエンドじゃないか。

はい、次

【東峰 つかさルート】


どうみても数合わせの為に用意された悲劇のヒロイン

緑髪は好きだけど、ロリはノーセンキュー。

特に語ることもありません。



うーん・・・

感動的なはずなのに、なんか妙に生々しい。

微笑ましい内容だと思い込みたいけども、

まさに「同情するなら金をくれ。」って感じなので、素直に感動できない。



4キャラいて、3キャラがイマイチってどうなのこれ。

先が不安になってくるなぁ・・・

あ、個人的に好きな座位があったのは良かったです。

こう、密着感が合っていいですよね。

実際そのままやろうとすると、意外としんどいので入れるときだけで終わるのが現実ですが・・・



なにいってんだ俺は・・・

はい、次。

【如月 澪ルート】


開祖・斬鉄の生み出した、如月流忍術の使い手ではなく

主人公の幼馴染で世話焼きでツンデレという、教科書通りのヒロインで

まともなキャラクターが少ない、このゲームにおいて数少ない良心と呼べる存在。



あぁ・・・ヒゲさんて・・・黒髪ロングに弱いんだな・・・

ストーリーは序盤の皆でゲームをプレイする展開の発想が面白かったものの・・・

限りなくバッドエンドに近いグッドエンドとも呼べない終わり方で

これ、どう考えても時間なかっただろ・・・

退くに退けなくなって強引に終わらせちゃった感がある。

分岐方法も、他データを用意する程度に差別化されてるのに、この話は・・・



内容は終わってますが、眩しいぐらいに満面の笑顔は素敵でしたね。

はい、次

【ラストルート】


あんまり期待できないものの、全キャラクリア後に開放されるルートに突入。

ここまでの個別ルートをプレイしてて、期待できるわけがない。

各ヒロインルートでも、毎回水を差されて

素直にヒロインとの恋愛ストーリーを堪能できなかった元凶のストーリーだしなぁ・・・

同じようなキャラクターでも、Hyper→Highspeed→Geniusのメフィストとか奥ゆかしかったぞ！

とりあえずプレイしましょうか・・・



あ、あれ・・・超面白い・・・！

これまでの茶番が嘘のような伏線回収！

グリザイアの果実で耐性が付いてなかったら、きっと泣いていたであろうストーリー展開！

幼児体型なのが残念だけど、超気合の入ったイベントCGで

他キャラと比べて明らかに優遇された扱いを受けるヒロイン！

一応のメインヒロイン的な扱いの2キャラさえも、踏み台にする贅沢さ！

全ては、この為か！



これまで我慢してプレイを続けた時間が報われたような気分ですね！

最後の最後で逆転ホームランを打ってくれました！

エロゲ史上でも空前のスケールで描かれている、「いろとりどりのセカイ」

自分を知った主人公の選択は・・・

そして最後の結末は・・・

面白かったです！

【プレイ中のヒゲトニオ】


↓

【プレイ後のヒゲトニオ】


そして感動のエンディングへ。

これまでプレイした作品でも、ゴア・スクリーミング・ショウやHyper→Highspeed→Genius等の

エロゲで全員クリア後に開放される最終ルートには、専用のED曲が用意されており

聴いていると、これまでのプレイが走馬灯のように浮かび上がり、（ゴアは一切そんなの無かった）

歌詞を読んでいるだけでテンションが上がるという

最後までプレイしたプレイヤーのみに許される、本当に最後の楽しみ。





期待していたラストストーリー後の専用ED曲は・・・










言いたいことを歌詞に詰め込みすぎた結果、語呂が悪すぎる歌になっちゃってました。