2ntブログ
スポンサー広告 > 「グリザイアの果実」のサウンドを徹底解剖!
エロゲ音楽 > 「グリザイアの果実」のサウンドを徹底解剖!

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「グリザイアの果実」のサウンドを徹底解剖!

エロゲを始めて1年と少しが経過しました。

思えば、ここまで掘り下げて「アドベンチャーゲーム」をプレイすることはありませんでしたが、

当ブログが始まるキッカケとなった、全ての元凶と呼べる作品のサウンドを余すところなく、

一人でも多くのエロゲプレイヤーに、お伝えしたいと思います。

「グリザイア」シリーズのサウンドを徹底解剖!

第一回は「グリザイアの果実」となります。

グリザイアの果実_迷宮_楽園(果実ver2)




<OPムービー>


【OPムービー解説】
開幕から街が壊れて、補正が入りすぎて別人のようなヒロインが登場して、何故か階段を激走していますが
イントロ開始から前奏に至り、0:24で流れ出す優雅な旋律は心地良く

歌詞の「傷付き震えた孤独な果実(たぶんヒロイン)は終末のチャイムで目を覚ます」らしいのですが
しっかり起きている二人のヒロインは、既に空気の読めない奴だと行動で証明しており
実際にゲーム中でも空気の読めない奴でした。

各ヒロインの紹介からサビ部分に入ると、怒涛の映像展開から主人公の紹介に至り、
なんか書くことないかなーと凝視していたら、はいてない疑惑のアニメーションで終わる感じですが

ボーカルの「飛蘭」は、個人的に「エロゲ界のBUMP OF CHICKEN(歌声)」というイメージなのですが
爽やかでスピード感のあるOP曲に大ハマリしています。

そして何といっても最初に聴いた時は、「あぁ、結構良い感じっすね」程度の印象なのですが
全てプレイ後に歌詞を見ながら聴いてみると、感動が生まれるという魔法が掛けられています。


<CDジャケット>
グリザイアの果実サウンドトラック

【CDジャケット解説】
作中では「榊由美子」が高待遇だったのですが、まさかの「周防天音」というサプライズで意外と人気があるのでしょうか。
基本的にゲームのサントラは、ジャケット絵が無骨だったり、
ゲームのパッケージ絵を流用することが多いのですが、流石はキャラゲーです。
一応はサントラっぽくギターを持っていますが、構図的に分かりづらいような・・・?

ワイルドアームズ
個人的には最近になって、こういうオマケ的なジャケットも受け入れられるようになってきましたが
やはりファンからすれば、ジャケット絵も新鮮な方が嬉しいサプライズです。


<曲目リスト>
~DISC1~
01.終末のフラクタル (ゲームSize)
02.ホログラフ
03.HOME
04.SKIP
05.迷いの森
06この日のままで

~DISC2~
01.オレンジサンシャイン
02.雨上がりに光る道
03.ドッグ・デイズ
04.君のいる町
05.月が見ている
06.瓶詰めの空
07.Rainy Summer Angel
08.TOY BOX
09.Shootin' Cat
10.Beautiful Place
11.あたりまえの温もりを
12.花咲くとき
13.靴底
14.笑っていたくて……
15.ジャンボフルーツパフェDX
16.Colorful Seeds
17.code:xxxx
18.カサブタ
19.デッドロック
20.ジャム
21.アップルクラッシュ
22.ROCK YOU
23.レモンキャンディー
24.ストロベリーシャワー
25.グレープドロップス
26.in the air
27.過ぎ去りし日々-sweet fruits memories-
28.littele clown
29.夜が明けるまで
30.to Happy

~まとめ~
ボーカル:6曲
日常パート:10曲
小嶺幸:1曲
回想シーン:3曲
ギャグイベント:3曲
シリアス:2曲
バトル:3曲
Hシーン:2曲
ED:1曲
オマケ:5曲

【BGM解説】
本作のサウンドで、最も輝いている曲は「日常パート」といっても過言ではなく、

開幕から、至高の日常パート曲「オレンジサンシャイン」の優雅なサウンドで始まり、
"しんみり"と"ほのぼの"した曲が聴きたい時は「雨上がりに光る道」を聴き
落ち着いた休日の曲が聴きたいと思えば「Rainy Summer Angel」だって用意されており
ポップに明るい曲が聴きたいと思えば、最高の日常パート曲「TOY BOX」を聴いたりと

豊富に用意された日常パート曲は、プレイ中のクッソ長い共通ルートを乗り切る、お供として大活躍してくれます。

その他の楽曲も、雰囲気作りを重視していて大人しいものの、なかなかの仕上がりで、

特に「アップルクラッシュ」は逆転劇が始まる!という感じの三國無双とかで流れそうな熱い曲になっており、
「デッドロック」の緊張感と不気味さも、作品を盛り上げる楽曲として大活躍!

一つだけ変なジャンルもありますが、特定キャラクターの専用曲みたいな印象です。

超機甲神ガンジェネシス
「ROCK YOU」がギャグバトルというイメージになってしまったのは
BB戦士「超機甲神ガンジェネシス」の組立説明書にあった漫画と同じネタで使われたのと、
大体はデイブ教授のせいです。


<一覧>
グリザイアの果実~曲目リスト~

【作曲者解説】
リスト化してみると、ボーカル曲は「Elements Garden」オールスターで作られており

ゲーム中のBGMは「藤田淳平」氏が、全ての曲を手掛けており

特筆すべきは、「ヴァイオリン」と「鍵盤楽器」の優雅な旋律の一言に尽きます。
なんとなくイメージとしては、オーケストラで使用される楽器。という印象なのですが
優雅さを残しながらも、ポップにセンチメンタルにハードに他楽器の音源と融合させる楽曲センスは素晴らしいです。


<各ED曲>
各ヒロインED
初期デザインは初々しいものの、ゲーム化するとプロのグラフィッカー達によるフォトショップのような補正が入り、
イベントCGになると、芸能人の宣材写真並みの超絶補正になるのでエロゲって凄いです。

【各ED曲解説】
一部を除いて、ほぼ全ての作詞を書いた「桑島由一」氏は、メインヒロイン「松嶋ミチル」のシナリオ担当で
ボーカルは、「eufonius」、「橋本みゆき」、「茶太」、「佐藤ひろ美」、「NANA」という豪華メンツで彩られ
どの曲も歌詞が凄い!

「榊由美子」ルートのシナリオとのリンク率が凄い、「eufonius」の「ホログラフ」

「周防天音」ルートのシナリオとのリンク率が凄い、「橋本みゆき」の「HOME」

「TM NETWORK」のアルバム「humansystem」の7曲目「Fallin' Angel」のイントロを
ポップコミカルにアレンジしたような、「茶太」の「SKIP」

前のファンクラブ名は「ひろ美神社」と命名され、
ファンから神の如く崇められてそうな「佐藤ひろ美」神の「迷いの森」

あのシナリオで、このイントロは卑怯でしょう!?「NANA」の「この日のままで」

特に「迷いの森」は当ブログが生まれるキッカケになった曲で、
ヒゲトニオ内のエロゲボーカル曲ランキングでも、ぶっちぎりの1位です。

盛り上げようと頑張って書いていたら、ちょっとテンションがおかしくなってきたので
少し落ち着きましょう。

改めて全てプレイ後に、歌詞を見ながらOP曲の「終末のフラクタル」を聴いてみると・・・
「桑島由一」氏は作詞の天才だと素直に感心します。

その後は、続編の「グリザイアの迷宮」で「ショートショートシナリオ」という
ただの時間の無駄だった、意味不明な短編集を書いていましたが
天才の思考なんて凡人には理解できないものです。


<サウンドトラック未収録の楽曲について>
終末のフラクタル
ゲーム中で使用された楽曲は、ほぼ全て収録されているものの
OP主題歌がゲームsizeなので、FULLが聴きたい場合は、別売りのシングルを購入しなければなりません。

しかも、カップリングにカラオケverではなく、タイトル画面のinstを収録してくる辺り、完全に確信犯です。

1:48の繋ぎ伴奏から、少し変化のある二番のinstだけでなく
3:42あたりからの〆に入る流れは、ゲームのタイトル画面では聴くことができない旋律なので
これはこれでオススメなのですが・・・

鮮魚超人マグロマン
ちなみに、ゲーム内で登場した「鮮魚超人マグロマン」のOP主題歌「マグロ・Beautiful」は
I-tunesストアで¥200で購入しなければならず、それに関連するBGMは未収録で、ゲーム内のSEは未収録です。

ギルティギア・ロックマン
ギルティギアとかロックマンのサントラは、SEまで収録していましたが、そこまで求めるのは欲張りでしょうか。
何故か格ゲーのサントラって、SEが収録されているサントラが多い気がします。


<あとがき>
もう少しサンプルとか用意できれば良かったのですが、楽曲単品では良いサンプルが見つからなかったので
amazonの視聴で気に入ったら是非、購入を検討してみてください。

基本的には運転中に音楽を聴くことが多いのですが、
眠たくなるはずのバラードでも聴けちゃうというのが凄いです。

特にオススメなのは
①「終末のフラクタル」
②「オレンジサンシャイン」
③「TOY BOX」
④「迷いの森」

管理者にだけ表示を許可する